低位株・ボロ株とは

低位株とは

低位株(ていいかぶ)とは株価水準が低く安い株の事を指しますが、

明確にいくら以下の株が低位株というような基準は特にありません。

明確な基準は無いものの、一般的には500円~300円以下の株を低位株と呼んでいます。

(1,000円以下を低位株と位置付ける人もいます)

また、100円以下になると超低位株(ボロ株)などと呼ばれます。

低位株に対して、株価水準の高い銘柄を値嵩株(ねがさかぶ)と呼びますが、

こちらもまた、いくら以上という明確な定義はありません。

低位株(株価水準が低い)と値嵩株(株価水準が高い)の違いは、

同じ費用で購入できる株式をイメージすると分かりやすいと思います。

例えば、費用を30万円として、以下の株を買うとします。

(A)株価300円 × 1単元 1,000株 = 30万円
(B)株価30,000円 × 1単元 10株 = 30万円

すると、(A)は株価水準の低い低位株、(B)は水準の高い値嵩株となる事が分かります。

低位株の特徴

低位株は、少額の株価の変動でも変動率は高くなります。

例えば、同じ20円の変動を以下の株価で考えると、

(A)株価100円から120円(+20円)に変動 → 変動率は20%
(B)株価2,000円から2,020円(+20円)に変動 → 変動率は1%

(A)のように、変動率が高いため上昇した時の利益が大きくなることから、

デイトレーダーなど個人投資家に人気があります。

< 低位株のメリット >

少額の資金で株式投資ができる。

・株価の変動率が大きいため、値上がり時の上昇率が高く、利益が大きい。(=ハイリターン)

< 低位株のデメリット >

・高い上昇率の反面、下落率も高く、損失も大きい。(=ハイリスク)

・低位株には業績不振で株価が安くなっている銘柄もあるので、中には倒産する可能性のある銘柄も含まれる。

当サイトにおける低位株の定義

前述したように、低位株には明確なボーダーラインがありません。

そこで、当サイトでは独自の基準として、10万円以下で購入できる銘柄を低位株として位置付ける事とします。もう少し条件を加えると、株価は1,000円以下かつ、単元が100株または1000株のものを対象とします。

当サイトの低位株・ボロ株の検索メニューには「低位株 一覧」「急騰 低位株」の2種類があります。

  • » 低位株 一覧・・・上記の条件に沿って抽出した低位株・ボロ株のリスト
  • » 急騰 低位株・・・低位株・ボロ株リストから、上昇している銘柄をザラバ中に速報

どちらの検索メニューでも、10,000円以下で買える株はないかな?とか

300円以下や500円以下の株価の銘柄はないかな?など

色々と条件を絞り込んで検索ができます。

低位株を扱う際の注意

少額の資金で株式投資ができる事が低位株の強みではありますが、前述のデメリットのように危険も含んでいるので、低位株を扱う際にはしっかりとリサーチし、最終的な決定は、必ずご自身の判断で行うようにしてください。